マイマイ’s エンジニア日記

アラフォー女マイマイの現役エンジニアとしての成長記録

SEは30代前半で悩んだ方がいい。

これは、会社を辞める前に私が尊敬する先輩から頂いた言葉です。30歳過ぎた頃から悩むことが多かった私に話してくださいました。始めは「そんなもんなのか?」と思ってそれほど深くは考えてみませんでした。ただ、仕事を辞めた今、なんか改めてこの言葉を思い出すことが多いです。

前職での話です。20代は勢いでやってきました。お客さん先で厳しいと言われていたプロパーさんに必死でついていっていたこと、後輩になんか負けるか、と意気込んでいたことも今は懐かしいです。

30代に入り、いつからでしょうか。自分の実力と経験に自信が持てなくなってきたのは。先を走る後輩を見てから?どんどん先に進む先輩についていくが辛くなってから?そう、私は周りと自分を比べることが多くなり、自滅していったんです。何度か昇進のタイミングはありました。でも自分でそのチャンスを潰してきた。そんな30代。自分の目指すところをすっかり見失ってました。

勢いでやってきた20代とは違い、後輩の面倒を見たり、プロジェクトリーダーを任されたりが多くなった30代。自分の進む道をどう見出していいか分からないまま、進んでいたら、迷子になってた休職前。

私は21歳から社会人になり仕事をしてきました。そう考えると社会人10年目になったからこそ悩んでいたようにも思います。10年もSEをやってきて、自分の実力と経験に自信を持てなかったのが私の一番ダメなところ。

ということは、別に悩む年齢はあまり関係ない気もします。というか、悩む時期なんて、結局、人それぞれ。社会人5年目で悩む人もいれば、20年目まで悩まない人もいるかもしれない。新人で悩む時期を迎えている人もいるだろうし。

確かに前職の会社では、年代的に30代前半が悩み時だったように思います。内情はお話ししませんが、前職では私のように30代前半で悩む人が多かったようです。だから、先輩から頂いた言葉でも、会社を辞めてしまったら、あまり当てはまらず、悩む時期は人それぞれという感じでしょうか。今の私には当てはまらない。

SEの35歳定年説が、よく話題に上がりますし、以前通っていた病院でも元主治医からも言われていたことがあります。でも、私はこの説は信じていません。自分を高めようとしている人たちはいくつになってもSEでいれると考えています。私は古い話にしか聞こえないし、仕事が出来なくなった人たちの言い訳にしか聞こえないのです。現実があまり見えてないかな。。。

長々と書いてきましたが、結論としては、年齢とは関係なく悩む時はいずれやってくるから、その時一生懸命悩むことが大事なのかなと私はこの文章を書きながら思った次第です。先輩、ごめんね(笑)